食べ物が溢れる現代社会。食べることに困らない飽食の時代だからこそ、子どもたちと一緒に「食」について考えることが大切です。 食育とは、子どもたちが自分自身で健康を守り、健全で豊かな食生活を送る能力を育むことで す。食ぺるという行為には単に栄養摂取のためだけでなく、料理に使われている食材とその味を知り喜びと感謝の気持ちを養う重要な役割があります。 味覚が決定する大切な時期に、多くの食の経験を通して味を覚え、食習慣を確立し、感謝の心を持てるような配慮が必要です。
保育園では、食材や料理を作ってくれた方々に感謝し、楽しく食べるということを大切にしています。食材から 「命」をもらっていること、それをおいしく料理しても らっていることを理解し、できるだけ残さずに食べて欲 しいと考えています。子どもたちが自分の健康を守り、豊かな食生活を送るための知恵を身につけることが、人生を力強く生き抜く能力につながります。
また、温かく楽しい雰囲気の中、みんなで一緒に食べたり、食事の話題を共有することで、人との関わりを広げ、 愛情や信頼感を育てます。